昨今のSEOで重要視されているのが、
この記事で紹介する”E-A-T”です。
後述で詳しく解説しますが、E-A-Tとは
3つの要素からなるSEOの重要項目であり、
E-A-Tが記事にしっかり反映されているかを
判断して、記事の価値を決めていきます。
例えば、ライターはディレクターから、
ディレクターはプロジェクトリーダーから、
こんなことを指摘されることがありませんか?
- この部分のエビデンスを記載してください
- ファクトチェックは大丈夫ですか?
- 外部リンクは権威性のあるサイトのみ飛ばすようにしてください
最近は当たり前のように言われることなので
意味もわからないまま何となく指示通りに
している人も多いと思います。
しかし、上記の指示こそが”E-A-T”の施策で、
SEOをする上で必須対策なのです。
今回は、様々な企業のSEOに携わり、
多くの記事を上位表示させた
SKETプロジェクトの管理人である私が、
E-A-Tについてわかりやすく解説していきます。

これからサイトを運営していきたい人や、E-A-Tについて知識をつけたい人は是非最後まで読んでみてくださいね。

E-A-Tとは?
早速、E-A-Tについて徹底解説していきます。
そもそもE-A-Tは、
3つの意味を省略してE-A-Tと言います。
E-A-Tの3つの意味は以下の通りです。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- TはTrustworthiness(信頼性)
Expertise(専門性)、
Authoritativeness(権威性)、
Trustworthiness(信頼性)、
この3つが揃ってE-A-Tと言いますが、
E-A-Tはどのような評価基準に
なっているのか、明確に定まっていません。
検索アルゴリズムの変化や、
SEO対策に正解がないのと同じで、E-A-Tも
重要な評価基準とGoogleが示しているだけで、
何が正しいE-A-T対策なのか具体的な
対策方法は定まっていないのです。
それでも、記事の評価レベルを上げるために
E-A-Tは必ず意識しなければなりません。
では、実際にどんな対策をして記事に
落とし込めばいいのか、それぞれの意味
について、以下で詳しく解説していきます。
EはExpertise(専門性)
E-A-Tの”E”は、”Expertise(専門性)”です。
単純に言えば、専門性の高い記事が
Googleから評価されるということです。
Googleが示す専門性とはどういうことか、
意識すべき点は以下の5つです。
- 記事のコンテンツ内容に統一性があるか
- その記事は情報が網羅されているか
- 最新の情報が記載されているか
- その記事を読んでユーザーは問題を解決できるか
- 競合記事よりも専門性が高いか
上記のように、内容の薄い記事ではなく、
専門性が高くユーザビリティな記事を
Googleは評価しています。
例えば、「SEO対策 方法」というKWで
上位表示を狙うとして、
- SEO対策の方法だけを書いてある記事
- SEO対策の方法を示した上での実践方法やSEO対策におすすめのツールなどが紹介してある記事
両者を比べた時に専門性が高いのは
後者ですよね。
狙うKWに対していかに専門的で
ユーザビリティなコンテンツになっているか
それがExpertise(専門性)なのです。
AはAuthoritativeness(権威性)
E-A-Tの”A”は
“Authoritativeness(権威性)”です。
権威性のある記事とは一体どんな記事か、
それは
- 専門家が書いた記事
- 他サイトやSNSから評価を受けている記事
です。
特に以下のような記事が、権威性のある記事
だとGoogleは評価しています。
- 専門家やその分野に特化している人が記事を提供しているか
- 第三者やSNSからの評価が高いか
- 他記事やSNSから紹介されているか
よくライターやディレクターの求人で
- FP◯級必須
- 金融機関や証券会社の勤務経験がある方
など、専門的な資格や知識がないと
採用しません、みたいな大手メディアって
結構ありますよね。
これがまさに権威性で、Googleは
ユーザーファーストを何よりも大事に
しているので、専門家や資格保有者が
正しい知識で書いた記事に価値があると
みなします。
では、サイトやブログを運営している
専門家ではない人が、専門家の記事よりも
上位表示されることはないのか、
それはまた別の話です。
ある特定の分野に特化しているサイトならば
専門家でなくても上位表示されている記事は
無数にあります。
専門家ではない以上、今後もサイト運営を
続けていくなら、権威性のある記事に
するために
- 被リンクを獲得する
- 他サイトやSNSで紹介してもらえる
という記事作りを意識しなければなりません。
また、E-A-Tの権威性に関しては、
長期的にサイトを育てていき、
第三者からの評価を得ていくので、
専門的なコンテンツを提供し続けて
地道に信頼を得ていくことが重要です。
TはTrustworthiness(信頼性)
E-A-Tの”T”は、
“Trustworthiness(信頼性)”です。
権威性と似ている部分がありますが、
サイトや記事における信頼性とは、
公式サイトや公共機関が
- 発信している記事
- 運営情報が記載されている記事
などを指します。
自分を検索ユーザーに置き換えたとき、
何かを検索して見る記事は公式サイトや
公共機関が書いた記事がほとんどでは
ありませんか?
それと同じで、自分が発信する記事を
上位表示させるには、
信頼できるコンテンツでないと
Googleは評価してくれません。

でも、自分は専門家でもなければ、そのコンテンツに関するスペシャリストでも公共機関にいる人間でもない、そんな時はどうしたらいいのか、後述で詳しく解説しています。
E-A-Tの影響を受けるサイトとは
GoogleのE-A-Tの評価基準には
明確な記載がないので、どのようなサイトが
E-A-Tの影響を受けるのか、判断が難しいです。
ただ、多くのサイトや上位表示されている
記事は、下記の項目を満たしている事が
多いです。
- 公共機関や大手メディアから紹介されている
- 一次サイトや公共機関と記事を紐づけている
- Googleマイビジネスに登録されている
- Googleブックスに登録する
- 市役所や商工会議所などからリンクをもらう
公共機関やメディアで紹介される、
一次サイトと紐づけるのは
M-A-Tのわかりやすい施策で、
E-A-Tの影響を受けるのは
この記事を読んでいればわかると思います。
さらに、会社がメディアを運営しているので
あれば、Googleマイビジネスに登録する事も
E-A-Tの影響を受ける一つの要因ではないか
とされています。
Googleマイビジネスは会社の情報を丸ごと
登録して掲載できるGoogle無料のサービス
ですが、会社の情報をGoogleに送信する事で
信頼性が高まりますよね。
それに、Googleマイビジネスは
口コミ投稿することができるので、多くの人が
良い口コミを投稿してくれるようになれば、
その会社の評価が上がり運営している
メディアにも反映されるわけです。

書籍などを販売しているのなら、Googleマイビジネス同様に、Googleブックスに販売している書籍を登録するだけでもE-A-Tの影響を受けるでしょう。
E-A-Tに関するGoogleの評価を満たす具体的な7つの施策
E-A-Tそれぞれの意味、Googleの評価基準を
理解できたところで、ここからは
Googleの評価を満たす具体的な7つの施策を
解説していきます。
サイトやブログを運営している人で、
下記のE-A-T施策が1つでもできてない場合、
解説を参考にしてすぐに反映させましょう。
1つのテーマで特化型サイトにする
E-A-TでGoogleから評価を受けるためには、
特化型サイトが理想です。
基本的に、サイトやブログは
- 何かに特化している特化型
- 様々なジャンルが複合している雑記型
があります。
特化型と雑記型、
どちらが専門性や信頼性があるかと言えば、
前者に軍配が上がりますよね。
例えば、
- SEOに関してとことん追求しているサイト
- SEOコンテンツ+金融ジャンルなどの2つ以上のコンテンツを発信しているサイト
だと、前者の方が検索ユーザーは安心して
記事を見ることができるはずです。
仮にSEOのプロでFP1級などの運営者が
記事を書いていたとしても、
「SEO」と「金融ジャンル」はそもそも分けて
運営した方がより専門性が高いと評価され、
E-A-Tの評価を上げることができますよ。
では、雑記型のサイトで上位表示するのは
不可能なのか、疑問に思う人も多いと思います。
複数ジャンルの雑記型サイトを運営するなら、
それぞれのカテゴリーで専門性を高めていけば
E-A-Tの評価を上げることができるでしょう。
要するに、特化型でも雑記型でも、
ユーザビリティが意識されているか
どうかが重要です。
専門的な記事の執筆と一次情報のソースを提示する
専門的な記事の執筆と
一次情報のソースを提示することは、
E-A-Tの施策でありSEOの基本です。
専門性が高く正しい情報が提供できているか、
これは記事を書く上で最低ラインの施策だと
思っていいでしょう。
では、どのようなコンテンツが専門性があり
正しい情報なのか、下記の3つを意識して
記事に落とし込むとE-A-Tの評価が上がる
とされています。
- 公共機関や専門家による情報
- 研究結果やデータ
- あなたしか知らない情報
専門性を高めるために、公共機関による情報や
専門家の発言、記事を証拠づけるのはもちろん
研究結果やデータを画像で提示するのも
E-A-T施策の一つです。
また、記事を書くあなたや運営会社しか
知らない情報も、E-A-T施策において
大きな武器となります。
例えば、どこにも書いていない料理のレシピを
編み出したとしたら、それはあなたしか
知らない作り方ですし、ゲームアプリの
新情報は運営会社が発信するので、
運営会社しか知らない情報ですよね。
自分や運営者しか知らない情報は、
E-A-T施策において最高レベルの価値がある
と思っていいでしょう。
SSL化する
GoogleはサイトのSSL化(https)が
ランキング要素の一つを担っているとして
SSL化はE-A-T施策においても需要です。
SSL化とはブラウザとサーバーの通信を暗号化
することで、個人情報の漏洩を防ぐことです。
個人情報や決済情報を入力するサイトは
もちろん、それに該当しないサイトでも
いつどこから個人情報がハッキングされるか
わからない時代なので、サイトを立ち上げた
時点でSSL化は必ずしておきましょう。
多くのサイト運営者が利用している
ワードプレスのSSL化については、
「サーバーでSSL設定をする」も参考に
してくださいね。
運営者や執筆者を明確にする
運営しているサイトに
- 運営者情報
- 執筆者の情報
を記載(whois情報)することも、
E-A-T施策の重要なポイントです。
検索ユーザーが商品を購入する時に、
- 運営者情報が明確に記載されてある
- 紹介している人が一定の知識を持ったライターだとわかる
などである時、安心して商品を購入する事が
できますよね。
一方で、サイトの中のコンテンツで
紹介している商品や情報がたとえ優良だと
しても、発信している運営者の情報が明確に
されていない場合、Googleはその記事に
価値があるとみなさないのです。
誰が発信している情報なのかがカギになり、
E-A-Tの専門性や信頼性に繋がります。
サイトを運営している人は、
- 運営情報を明確にする
- 自身のSNSと紐づける
などによりユーザーに安心感を与えられる
サイトになりますね。
SNSや権威あるサイトからの導線を作る
E-A-Tの評価を上げるためには、
サイテーションの獲得も有効だと
されています。
サイテーションとは、自身のサイトや記事を
他の誰かが紹介・言及することで得られる評価
のことです。
被リンクをもらうことももちろんE-A-Tの影響を
受けますが、被リンクをもらえなくても
サイテーションが獲得できればそのサイトや
記事の権威性は高められるでしょう。
また、サイテーションは、
SNSや権威性のあるサイトから獲得すると
よりE-A-Tの影響を受けやすいので、
SNSとサイト・記事を発信する導線を作り、
地道に発信していきましょう。
専門性、信頼性のある記事をアップし続けて
SNSでも発信していけば、
権威性のあるサイトからのサイテーションを
獲得することも実現します。
大企業や有名サイトからバックリンクを得る
前述でも少し触れているように、大企業や
有名サイトから被リンク(バックリンク)を
得ることは、E-A-Tの施策である前に
SEO対策として重要です。
ここで重要なのは、サテライトサイトから
本サイトの被リンクを増やす以前のSEO対策
ではなく、Googleはユーザーファーストを
常に意識しているので、信頼性、権威性のある
大企業や有名サイトから被リンクを得る事で
評価が上がるということです。
ただし、競合記事が無数にある中で、
専門性に長けている記事を書いてもなかなか
大企業や有名サイトから被リンクを得るのは
難しいでしょう。
なかなか被リンクを得ることができない場合は
身近にあるものでホワイトな被リンク獲得方法
として、商工会議所や市役所などから
被リンクを得るのがおすすめです。
会社がある地域の行政に、サイトや記事を
紹介してもらえるか問い合わせてみましょう。
被リンクについては、
hanasakganiを使ってSEOで大事な被リンクをチェックしてみた結果・・・
でも紹介しているので参考にしてくださいね。
記事を常にアップデートして最新情報を意識する
記事を常にアップデートし、最新情報を
提供することはE-A-Tの施策であり、
SEOの基本中の基本として考えましょう。
本記事のはじめにE-A-Tの意味を
解説している通り、E-A-Tは
- 専門性
- 権威性
- 信頼性
の3つからなるGoogleの評価基準です。
新たなサービスや情報、
商品がどんどん生まれていく中、
記事も一度書いたら終わりではなく、
アップデートし続けて最新の情報を提供して
いかないと、記事の評価は下がります。

一度上位表示された記事を放置したために、順位が下がることはざらにあるので、上位をキープし続ける、順位を上げていくためにも、記事はアップデートし続けましょう。
E-A-TとYMYLはSEOで重要指標
ここまでE-A-Tについて解説していきましたが、
改めてE-A-TはSEOにおいて重要指標
と言えます。
E-A-Tと同様に、“YMYL”も現代のSEOで重要
とされています。
E-A-Tを復習する意味も込めて、
Googleが定めた2つの重要指標を
ここでもう一度理解しておきましょう。
-E-A-T-
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
-YMYL-
〜Your Money Of Your Life〜
(あなたのお金、またはあなたの人生)
E-A-Tが記事やサイトの本質なら、
YMYLはお金や健康に関するジャンルを
指します。
お金や健康に関するサイトは、
検索ユーザーに大きな影響を及ぼすため、
特にE-A-Tを重要視するとGoogleが
明言しています。
また、YMYLに該当するジャンルは…
- 金融
- 医療、健康
- 法律
- ニュース記事
- ショッピング
上記5つで、運営するサイトが該当しているなら
特にE-A-Tを意識して記事を書いていく
必要があります。

一方で、YMYLのジャンルに該当してなければE-A-Tはそこまで意識しなくていい、というわけではないので、どんな記事でもE-A-Tは意識していきましょう。
E-A-Tを意識するとSEOで本当に上位になるのか?
E-A-Tを意識すればSEOで本当に
上位になるのか、断言はできませんが、
GoogleがE-A-Tが評価基準になると
提言している以上、SEOに影響があることは
間違いないでしょう。
一定周期でGoogleのアルゴリズムが
変化していく中、Googleが自ら提言した
E-A-Tを無視してコンテンツを作っていく事は
上位表示させたくないとアピールしているのと
一緒です。
E-A-Tの意識はSEO対策に直結するので、
今後のサイト運営はE-A-Tを重要視して
コンテンツを作っていきましょう。
とは言っても、
- 何をどうすればいいかわからない
- M-A-T施策やSEO対策は外注化したい
こんな人や企業様も多いと思います。
そんな時は、当ブログを運営している
SUKETにお任せください。
プロのSEO集団が、責任を持って
サイトのSEO対策を請け負い、
依頼していただいた記事を
上位に表示されるよう務めて参ります。
SUKETを利用して頂く事のメリットは
以下の通りです。
- トータルWEBサポート
- パートナー契約
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よくある更新料なども不要なので、
安心してお任せください。
2.パートナー契約
SUKETは
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ヒアリングした上でパートナーとして
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まとめ
この記事では、SEOで重要視される
Googleの評価基準”E-A-T”について
解説していきました。
E-A-Tは以下の3つの要素をまとめた指標です。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- TはTrustworthiness(信頼性)
Googleが評価するE-A-Tの7つの施策は
以下の通りです。
- 1つのテーマで特化型サイトにする
- 専門的な記事の執筆と一次情報のソースを提示する
- SSL化する
- 運営者や執筆者を明確にする
- SNSや権威あるサイトからの導線を作る
- 大企業や有名サイトからバックリンクを得る
- 記事を常にアプデートして最新情報を意識する
今後のSEOは、上記のE-A-T施策をセットで
行うことが最低限の対策であり、
他サイトと差別化できた専門的な記事が
上位に表示されやすくなるということですね。
また、E-A-Tとセットで
“YMYL(あなたのお金、またはあなたの人生)”も
重要な評価基準となります。
コンテンツ作りに迷ったら、この記事で
解説したことを実践してみましょう。

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